持ち家のある転勤族は、夫の転勤先に帯同したくなったときどうする?
これから持ち家を考えている転勤族の方は、こんな風に思っているかもしれません。
私もマイホームを考えた当時、この問題が気がかりでした
持ち家のある転勤族の場合、家族は残り夫が単身赴任をするケースは多いです。
しかし、さまざまな事情で帯同を考えることもありますよね。
この記事では、いざという時の持ち家の運用方法について3つお伝えします◎
- 期間別の持ち家の運用方法3選
- 転勤族の持ち家の選び方
事前に知っておくことで、持ち家に対する不安が少し和らぐかもしれません^^
この記事を参考に、マイホームの必要性についてもぜひ考えてみて下さいね◎
それではさっそく、一緒にみていきましょう^^
転勤族必見!持ち家の運用方法3つ
持ち家のある転勤族が夫の転勤先に帯同したい場合、持ち家はどうするのがベストなのでしょうか?
運用方法はこの3つ
- 空き家にする
- 売却する
- 賃貸に出す
1 . 空き家にする
転勤期間が1~2年と短く、持ち家に他人が住むことに抵抗がある方は空き家にする方法がオススメ。
- 不要なものは置いておける
- 好きなタイミングで戻ってこれる
メリット
あまり使わないものは置いておけるので
転勤先に引越す場合も荷物を最小限に抑えることができます◎
また、空き家の場合誰も住んでいないため
急に赴任期間が変わっても好きなタイミングで戻ってくることが可能です^^
デメリット
空き家にしている間も、固定資産税などの維持費が必要です。
マンションなら管理費や修繕積立費も。
また、定期的に家のメンテナンスをする必要があります。
その理由は、家は人が住んでいないと傷みやすく定期的に換気などが必要だから。
実際に空き家にしている方は
- 旅行がてら数ヶ月に一度持ち家に戻る
- 実家が近ければ親族にお願いする
- 空き家を管理してくれるサービスを利用する
このような方法で、空き家が痛まないように工夫しているようです^^
2 . 売却する
転勤期間が5年以上と長い場合や、赴任後戻って来れるかわからない場合は
売却するという選択肢があります。
- 持ち家の維持費がかからない
- 定期的なメンテナンスの手間がない
メリット
売却することで、持ち家に関する維持費はなくなります。
また定期的な家のメンテナンスは必要ありません◎
住んでいない家のことを気にする必要がなくなり、気持ち的にラクになるようです^^
デメリット
持ち家を手放すことになるので、思い入れのある場合は名残惜しいかも・・
それでも良い値段で売却できれば納得できるかもしれませんが
立地やさまざまな理由で売却したくてもなかなかできない可能性もあります。
3 . 賃貸に出す
転勤期間が3〜4年の場合、空き家にするには期間が長め。
この場合、賃貸に出すという選択肢があります。
- 家賃収入が得られる
- 空き巣に入られるリスクが抑えられる
- 持ち家を手放さなくて済む
メリット
賃貸に出せば家賃収入が得られます◎
また、空き巣に入られる心配も減らせるし、空き家による老朽化も防げます。
なにより、持ち家を手放したくない方には良い方法です^^
デメリット
立地や築年数などによっては借り手が見つからないこともあります。
また入居者がいる間は、たとえ持ち家でも好きなタイミングで戻ることは難しいです。
入居者によって部屋の使われ方も違いますし、近隣トラブルがないとも言い切れません。
何か故障すればこちら側の負担になりますし、予想外の経費がかかることも・・
持ち家を賃貸に出すとき気をつけること
実は持ち家を賃貸に出す場合、注意点があります。
- 住宅ローンを借りている金融機関に必ず相談
- 住宅ローン控除は適用されなくなる
- 定期借家契約にする
まず、住宅ローンを利用している場合は、借りている金融機関に必ず相談してください。
なぜなら実は
住宅ローンの返済中は持ち家を賃貸に出すことは原則禁止
とされているんです。
理由は、住宅ローンは自分が住む家のために借りるお金だから。
無断で賃貸契約すると、契約違反となって住宅ローンの一括返済を求められることもあるようです。
ただ事前に相談することで
転勤のあいだの賃貸契約はやむを得ない
と判断され、認められるのが一般的です。
また、賃貸に出す間は住宅ローン減税が適用できなくなります。
住宅ローンを利用した場合に、一定の要件を満たせばローンの年末残高の0.7%をその年の所得税から最大13年間控除するもの。
ただ、転勤が終わって再び持ち家に住む際に、残存期間があれば再度適用可能ですよ◎
※その際は再度手続きが必要です!
最後に、賃貸契約の方法です。
先ほどの注意点を考慮したうえで賃貸に出すことを決めた場合定期借家契約という方法がオススメ◎
賃貸の期間を限定して貸し出す方法のこと。
例えば転勤期間が3年と決まっていた場合
定期借家契約にすることで3年だけ入居してくれる方を探すことができます◎
入居者は契約更新できないので、3年経てば退去。
転勤が終わってすぐ持ち家に住むことが可能です◎
住まない期間を有効活用できます
物件選びのポイントは資産価値
転勤族は、持ち家があっても転勤が続く限り家族の環境の変化は避けられないかもしれません。
- 一生ここに住むかわからない
- 持ち家があっても転勤先に帯同するかも
このように思いながらも持ち家を検討するなら、住み替えを視野に入れた物件探しをすると安心です^^
そしてこの場合、売りたくなった時に売れる物件であることが大事!
そのため、なるべく資産価値の下がりにくい物件を選ぶのがオススメですよ◎
資産価値の下がりにくい物件の特徴
物件の価格は需要と供給で決まります。つまり
- 買いたい人は多いが物件は少ない
→資産価値が高くなる - 買いたい人は少ないが物件は多い
→資産価値が下がる
このように、買いたい!と思われる物件は一般的に資産価値が高いと言われています。
こういった資産価値の高いと言われている物件の特徴はこちら◎
- 立地・利便性の良い魅力的なエリア
- 管理・メンテナンスが適切
- 80~120㎡前後(3~4LDK)の一般的な間取り
- 最上階や角部屋など希少性の高い物件
- 住宅価格に対し土地の割合が高い物件
特に①~③は資産価値を維持しやすいようです◎
また⑤の住宅価格に対し土地の割合が高い物件とは
- 2000万円の土地+1000万円の建物
- 1000万円の土地+2000万円の建物
この場合①の物件の方が資産価値が高い◎
理由は、建物の価格は木造住宅の場合築20年でほぼ価値がなくなるのですが、土地の価格はかわらず残るためです。
これに加え、周辺の環境や経済動向によっても資産価値は変動します。
例えば、今後再開発する予定や新駅が開通するエリアも資産価値が上がりやすい傾向です◎
こういった情報は各自治体のホームページで見れますので、ぜひ確認してみて下さいね^^
持ち家があっても帯同する選択肢もある
ここまで読んでくださりありがとうございます^^
この記事では、転勤になった時の持ち家の運用方法を3つお伝えしました◎
- 1~2年なら空き家にする
- 3年程度なら賃貸に出す
- 5年以上なら売却する
転勤族のあなたには、これらの運用方法をぜひ知っておいてほしいです^^
また、一生住まないかも・・という方は、実は中古物件もねらい目◎
その理由と、理想の物件の見つけ方はぜひこちらの記事を参考に^^
あなたの後悔しないおうち選びに役立つと嬉しいです♩