今社宅に住んでるけど、早く出たいって思うのはあるある?
社宅に住んでいるあなたはこんな風に思っているかもしれません。
たしかに、社有社宅の生活って少し独特ですよね。
私も夫が転勤族で社有社宅に住んでいたので、社宅を早く出たい気持ちはよくわかります
ですが社宅に住むとメリットが大きいのも事実。
実際に私は3か所の社有社宅に計7年住み、そのメリットをとても感じました^^
- 社宅あるあるのメリット・デメリット
- 社宅生活がつらい時の乗りこえ方
この記事ではこれらについて、私の経験をもとにお伝えします。
結論をいうと、
- 社宅に住む目的
- いつまで住むかのゴール
これを決めておくだけで、社宅暮らしはかなりラクになりますよ◎
社宅がつらいと思っているあなたは、この記事を参考にしてもらえると嬉しいです^^
期間限定で賢く利用しましょう
本記事では私が経験した社有社宅について書いていますので、借り上げ社宅と特徴が違うかもしれません。
また、すべての社宅にあてはまるとも限りませんので参考程度にご覧ください^^
社宅あるあるの実態を解説!早く出たい?
社宅あるあるの実態には、メリットとデメリットがあります。
そのため、社宅生活を経験すると、なるべく早く社宅を出たいと思う人とできるだけ長く住みたいと思う人がいるようです。
詳しくみていきますね^^
「早く出たい」と思う社宅の特徴
- 建物が古い
- 気を遣うこともある
- 当番がある
①建物が古い
社有社宅は古いことが多く、私の場合はどれも築30年ほどでした。
内装はリフォーム済みでしたが、物件によってはエレベーターがないことも。
- 10階以上の物件はエレベーターとオートロック付き
- 4階建ての物件はどちらもなし
ベビーカーを階段で持ってあがるのは大変でしたが、運動不足解消にはなってたと思います
入退去の際は自分達で掃除をするため、清掃業者は基本的に入りません。
そのため汚れや傷はある程度ありましたが、子どもが汚すことをあまり気にせず思いっきり遊ばせられたのはよかったです◎
②気を遣う
社有社宅の場合は入居者全員が同じ会社の方なので、やはり気を遣うこともあります。
社宅に入居する際は基本的に部屋を選ぶことはできず、空室を割り当てられるため
下の部屋が先輩や上司だと、ちょっと気を遣うことも。
ただ、まったく素性を知らない人が住んでいるよりは、同じ会社という共通点があることで関係性は作りやすかった印象です◎
また、思っていたより深いかかわりはなく、ほどよい距離感を保つ雰囲気がありました。
ドラマで描かれるようなゴタゴタはありませんでしたよ
③当番がある
私が経験した社宅ではすべて当番がありました。
管理会社の仕事をかわりにやるイメージで、1ヵ月ごとに交代するサイクルです。
- 帳簿・鍵の管理
- 掃除の案内・実施
- 連絡事項の張り紙作成
- 社宅の不具合を会社に連絡
- 階段の電球が切れたらつけかえ・補充
- 異動による入退去の対応すべて など
引越し月は正直大変でしたが、世帯数が多いと当番がまわってくるサイクルが遅く、
社宅によっては2年に1回のこともありました。
当番に関しては社宅によって大変さが異なると思うので一概には言えませんが
やはり管理費を払って賃貸に住むのとでは全く異なり、独特の制度だなと感じています。
基本的に妻側の仕事だったので、共働きや子育て中だと負担に感じるかもしれません
「ずっと住みたい」と思う社宅の特徴
- 住宅費が安い
- 好立地にある
- 子育てしやすい
①住宅費が安い
これは一番のメリットだと思うのですが、住宅費がとても安いです。
私は3か所の社有社宅に住みましたが、同じエリアの賃貸物件と比べると家賃は3分の1でした◎
- 22,000円
- 37,000円
- 45,000円
※すべて3LDK・駐車場代込み・共益費は別途3000円程
会社によって金額もさまざまですが、普通に賃貸で住むより圧倒的に節約できます
②好立地にある
また、社宅は好立地にあることが多いです。
どの社宅も駅から徒歩5分以内の人気エリアにありましたよ^^
通勤は便利なうえにスーパーや病院なども近く、生活に困ることはなかったです。
好立地だと賃貸で住むには家賃が高くなかなか手が出ないですが、社宅を利用して安く住めたのはとてもラッキーでした^^
③子育てしやすい
私の場合、入居する方は20代後半~30代の子育て世代が一番多かったためママ友もできやすい環境でした。
また、お互いに生活音にも理解があって比較的住みやすかったです^^
子どもが幼稚園に通う場合は制服のおさがりもよくしていましたよ◎
幼稚園の制服って地味に高いので、転園が多い転勤族は助かりますよね
社宅に住むメリット・デメリット
これらの社宅あるあるから考えられる、社宅のメリットとデメリットはこちらです◎
- 貯蓄しやすい
- 頑張らなくてもママ友ができる
- 住む場所に困らない
社宅に住むメリット
一番のメリットはお金を貯めやすいことです◎
その理由は住居費が圧倒的に抑えられるから。
社宅の家賃は会社が一部を負担してくれるので、賃貸で住むより安いことがほどんどです。
また、会社によって手当の範囲は異なりますが
- 敷金・礼金なし
- 管理費・更新料もなし
- 設備が壊れたときも会社負担
- 転勤の際の引越し代もかからない
わが家の場合はこのような感じでした。
住宅費が節約できたおかげで、夫が若手の頃もそれなりに貯蓄できましたよ
また、子育て世代が多く住んでいるので頑張らなくてもママ友ができます◎
社宅でお互い素性が知れている間柄なので、夫の職業を詮索されることもないし
同じような生活水準なので付き合いがラクです^^
私は社宅で一生付き合いたいと思える出会いがありましたよ
そして、社宅に一度入居すると、転勤で引越しするたびに会社が社宅を用意してくれます◎
社宅に住める期間は、住む場所に困りません。
引越しの準備で大変な中、家探しをしなくて済むのは本当にラクですよ^^
社宅に住むデメリット
一番のデメリットは、環境になじめないと毎日しんどいということ。
転勤のたびに社宅が変わるので環境の変化が激しく
- 数年ごとに一から生活環境を整えないといけない
- 人間関係になじめるとも限らない
このような不安がありますよね。
私は環境の変化が苦手で、引越しのたびに心身共にぐったりでした
また、当番や人付き合いなども少し特殊なので、面倒と感じるかもしれません。
安く住めるので仕方ないですが大変に感じることもあります
また、住む場所は保証されますが自分で好きな物件や部屋を選べないので、住み心地は良いとも限りません。
- 隙間風で寒い
- 壁が薄くて話し声が聞こえる
- 冬は結露で水が垂れ流し など
私が住んだ社宅はどれもこのような感じでした。
丸ごと建て替えて新築の社宅もあったので、どんな物件かは運次第ですね
このように社宅はメリット・デメリット両方あり、捉え方によって感じ方は人それぞれです。
社宅に向いているのはどんなタイプ?
実際に住んでみて、社宅生活には人によって向き不向きがあるのでは?と思っています。
- 家の住み心地があまり気にならない人
- 人付き合いが苦でない人
このように、家にこだわらず人付き合いが苦でない方は社宅もメリットを感じやすいと思います◎
私のママ友には、安く住めるならできる限り社宅に住みたいという方がいますよ
- 過度に気を遣ってしまう
- 家が汚いのが気になる
逆にこのような方は、社宅生活がつらくなってしまうかもしれません。
私はこのタイプだったので、現在は社宅を出てマイホームに住んでいます
社宅暮らしがつらい時の乗りこえ方
実際に住んでみてメリットも多かったので、迷うなら一度住んでみるのをオススメしたいですが、
やっぱり住みにくいと思うこともありました。
それに、今すぐ出られるとも限りませんよね。
そんなときに私がやっていたことをお伝えします^^
1.人間関係がつらいとき
- 社宅の人に気を遣いすぎて疲れる
- 自分のペースやこだわりで子育てができない
これは私も当時とても悩み、無理にまわりにあわせていたのですが
一生付き合う間柄ではない
と思えば、少し気持ちがラクになります。
社宅の良いところは人の入れ替えが激しいところです。
数年経てば、入居者がまるっと入れ替わって社宅の雰囲気や世代もガラッとかわります◎
だから、まわりがどう思うかより自分がどうしたかで動いていいと思いますよ^^
挨拶だけはしっかりして、当たり障りない程度のお付き合いで十分です。
社宅がかわればまったく付き合いはなくなるのでご安心を
2.家の住み心地が不満なとき
- 湿気もすごいしとにかく古い
- すきま風で寒い
このように家自体に不満があるかもしれません。
私も入居したての頃はすきま風をふさいでみたり湿気対策をしていましたが、やっても限界があるんですよね・・
良い意味で諦めるのも大事かもしれません
だから私は、せめて自分でどうにかできる部分を住みやすいように変えていました。
- カーテンを買い替える
- 小物はちょっと良いものにする
カーテンって、転勤族のみなさんは引越しのたびに買い替えているのでしょうか?
私は使いまわしていたので、いつもカーテンの長さが足りてませんでした。
カーテンって地味に高いので、壊れたわけじゃないし買い替えるのも気が引けちゃって・・
私と同じようにカーテン使いまわしてるって方は、ぜひ思いきって買い替えてみてください^^
長さがぴったりのカーテン、冬は暖かいのはもちろん見ていてとても気持ちがいいですよ◎
現在のわが家のカーテン。床スレスレで気持ちいいです!
また、キッチン用品などの小物をお気に入りで揃えるのも効果的です◎
家具は引越したらサイズがあわなくなるかもしれないけど、キッチン用品は関係なく使えますからね。
WECKの容器など社宅の頃から愛用しています◎
お気に入りが増えると居心地がよくなるので、ぜひ試してみてください^^
3.環境がつらいとき
- 定期的な引越しによる環境の変化
- 実家が遠くて頼れない
- 社宅周辺の土地に慣れない
- 定期的に回ってくる当番
環境に慣れるのはとても大変ですよね。
私の場合は、夫と良い関係でいられるように心がけました。
- 夫と話す機会をたくさん作る
- 疲れてる時はそっとしておく
- 夫に適度に頼る
実家も遠いことが多く、入居当初は知り合いもいないので頼れるのは夫のみですよね。
そのため、夫との関係がぎくしゃくすると社宅生活に耐えられなくなりそうで・・
だから、夫と話す機会をたくさん作ったり、疲れてる時はそっとしたり、思いやりの気持ちは大事にしていました。
また、私は慣れない土地の車の運転が本当にストレスで、それに気づいてからは頑張るのをやめました。
夫は運転を負担に感じないタイプなので、用事は休日にまとめて夫に思いっきり頼り、感謝を伝えています。
また、あえて社宅の環境に感謝していましたよ^^
社宅は住める期間も限られているし、制度そのものが年々減ってきていて貴重なものらしいです。
住みたくても住めない人もいると思うと、私はラッキーなのでは?と少しだけ思えました。
社宅に住む目的と住む期間を決めよう
そうはいっても、なじめないと毎日つらいものです。そんなときは
何のために社宅に住んでいるのか
を常に考えるようにしていました。
- できるだけ家族一緒に住みたい
- マイホームのためにお金を貯めたい
私はこの2つが原動力になり、7年間の社宅生活を乗り切ることができましたよ◎
また、いつまで住むかをある程度決めておく
これだけで気持ちもラクになります。
- 社宅に住める期間ギリギリまで住む
- 子どもが幼稚園を卒業するまで
- 夫が定年するまで など
ある程度決めておくと、社宅のあいだに計画的な貯蓄も可能です◎
期間限定なら、あとちょっと頑張ろうかなと思えますよ
このように、今の現状を深く考えすぎず、先のことに目を向けるのが社宅生活を乗り切るカギです◎
メリットに目を向けて有意義に過ごそう
ここまで読んでくださりありがとうございます^^
この記事では、社宅あるあるをもとに社宅生活を乗り切るためのコツについてお伝えしました◎
- 社宅は圧倒的に貯蓄しやすいが、環境になじめないと毎日つらいかも
- 社宅生活は人によって向き不向きがある
- 社宅に住む目的・住む期間を決めるのがオススメ
私も7年間社宅で過ごし、当時は大変だったこともたくさんありましたが
マイホームに住む今、この経験はとても貴重だったなと本当に思います^^
むしろ社宅生活のおかげでマイホーム資金を貯めれたので、大いにメリットがありました◎
こういった社宅のメリットに目を向けることで今の環境に感謝することもでき、あと少し頑張ろうと前向きになれます。
この記事を参考に、あなたの社宅生活が有意義なものになれば嬉しいです^^