
社宅が汚すぎてしんどい!
転勤で社宅に入ったものの、その汚さに絶望したことはありませんか?
- 築30年で設備が古すぎ
- カビ臭がする
- 黄ばんだ壁・・
など、社宅特有の悩みは転勤族ならではです。



せっかく住むなら、快適な空間にしたいですよね!
そこでこの記事では、限られた予算と制約の中で少しでも快適な空間にするための具体的な方法をお伝えします。
- 社宅が汚い理由とその現実
- わが家が経験した汚い社宅の実態
- 予算別の住環境改善案
- 快適さを維持するための心構え
また、どうしても改善が困難な場合の最終手段として、引越しという選択肢についても詳しく解説!
この記事が、社宅生活がつらいと思っている転勤族の方のヒントになれば嬉しいです。


なぜ社宅は汚い?その現実と原因を知ろう


築年数と設備の老朽化
社宅は築20年以上の物件が多く、設備の老朽化が進んでいます。特に、
- 水回りの黄ばみ
- 壁紙の剥がれ
- 床材の傷み など
これらが目立ちやすく、清潔感を損なう大きな要因となっています。
前に住んでいた人の使用状況
社宅は多くの人が入れ替わりで住むため、前の住居者の使い方によって状態が大きく左右されます。
- 喫煙者が住んでいた場合はヤニ汚れや匂い
- 子供がいた家庭での傷や汚れなど



これらは、掃除の状況によって残る場合があります
管理会社の清掃レベルと限界
退去時の原状回復や入居前の清掃が不十分な場合、汚れが蓄積したまま次の入居者に引き継がれてしまうことも。



蓄積した汚れは取れにくくなっていき、そのまま放置される原因になってしまいます
見えない部分に汚れが蓄積しているケースも多いです。
体験談|わが家が住んだ“汚い社宅”の実態


入居初日の絶望!大掃除でぐったり・・
わが家が経験した社宅はすべて社有社宅だったので、社宅の管理は入居者自身で行うスタイル。



入退去時の掃除はもちろん自分達で!
2か所目の社宅に入居する際、時間が押していたせいで前の入居者が退去後すぐ搬入することに。
そのため、掃除もほぼされないまま部屋を引き継がれてしまいました・・
古い社宅とはいえ、新居となる部屋。
なるべくキレイな状態から住みたい気持ちがあり、引越し当日から掃除に追われることに。
荷ほどきだけでも大変なのに、加えて大掃除まですることになり、疲れ果てました・・



前の入居者の方に謝られましたが、正直最悪でした
このまま住んで大丈夫?健康への不安
築30年ほどの社宅だったので、日当たりが悪い部屋はカビが生えやすかったんです。
部屋数の関係で、寝室は日当たりの悪い部屋を使うことになったのですが、長女は寝室に行くといつも鼻がムズムズしていて・・
掃除は定期的にしていたけど、家族揃ってアレルギー体質なので、これ以上はどうしようもないのかなと思っていました。
とはいえ、この家に住むことに不安も感じていて。



結局5年も引越しできなかったのはつらかったです
そして数年後、マイホームに引越してびっくりしたことが。
新居に引越してすぐ娘のアレルギー検査をしたのですが、その2年後に改めて検査をしてみたんです。
すると、この2年間でアレルギーの数値が驚くほどに下がっていて!



お母さん、お掃除がんばりましたね!
と言っていただけたのですが、実際には掃除頻度ほぼ変わってないような・・
原因を考えたけど、家自体が新築になったことくらいしか思いつかなくて。



やっぱり住環境って大事なんだなと思った出来事でした
不具合があっても言いにくい体制
私が経験した社宅の場合、部屋に不具合があるときはその月の当番の方に連絡して対応してもらう仕組みでした。
実際に、
- ガスコンロがつかなくなった
- トイレから水漏れがする



こんな不具合を直してもらったことがあります
こういった、修理を急ぐものは言いやすかったのですが、
- 網戸がちょっと破けてて虫が入ってくる
- 畳が汚くて気になる
このような、我慢すれば住めることに関しては言いづらくて。
理由は、当番の負担が増えてしまうからです。
やはり、数十世帯ある古い社宅は毎月何かしら不具合があるんですよね。
仕方ないのですが、当番は修理依頼だけでなく引越してくる方の対応など、結構負担が多くて・・



子育てしながらは結構しんどいものでした
だから、このくらいの住みにくさは我慢するべきかな?という気持ちになり、住み心地に不満があっても言えなかったこともありました。
予算別|住環境改善アイデア集


1万円以下|LED照明・カーテン交換・収納の工夫
まずは、安くて効果の高いアイテムを使って見た目と光を整えるのがオススメ!
照明の工夫
古い蛍光灯をLED電球に交換するだけで、部屋の印象が大きく変わります。



特に温白色のLED電球は、温かみのある光で部屋全体を明るく見せる効果アリ!
カーテンの交換
古くなったカーテンを新しいものに交換することで、部屋の印象を一新できます。
特に、カーテンの長さが足りてない場合は買い替えることでかなり雰囲気が変わりますよ◎





この床スレスレの感じが部屋に統一感を持たせてくれます
収納グッズの活用
収納グッズを効果的に使うことで、整理整頓された清潔感のある空間を作ることができます。
100均やニトリ・無印良品などの統一感のある収納ボックスを使用することで、見た目もスッキリしますよ◎
5万円以下|ちょっと良い小物を使う
小物はちょっと良いお気に入りのモノを使うことで、部屋の中が快適になります◎
ラグ
質の良いラグやカーペットを敷くことで、床の傷みを隠しながら部屋の印象を大きく変えることができます。



床と同じような色のラグを使うことで、部屋を広く見せる効果も!
キッチン用品
フライパンやお鍋・食器などを、ちょっと良いもので揃えるのもオススメです。
頻繁に買い替えるものでもないので、いずれマイホームでも使うことができますよ◎





とりあえず100均で揃えているなら、少しずつ買い替えてみて下さいね
10万円以上|剥がせる壁紙・水回り機器のプチ交換
壁紙の部分的な張り替え
賃貸でも可能な剥がせる壁紙を使用して、アクセントウォールを作ると、部屋の雰囲気を大きく変えることができます。



寝室やリビングの一面だけでも張り替えると効果的!
水回り設備の部分的な交換
管理会社の許可が得られれば、シャワーヘッドや蛇口を交換することで、使い勝手と見た目の両方を改善できます。



特に、節水機能付きのシャワーヘッドは水道代の節約にも◎
快適さを維持する心構えと習慣


ストレスを減らすための考え方
完璧を求めすぎず、“改善できる部分”と“受け入れるべき部分”を明確に分けることが重要です。
全てを理想通りにしようとすると、ストレスが蓄積してしまいます。



小さな改善の積み重ねが、大きな変化をもたらしますよ!
また、同じ社宅に住む方との良好な関係を築くことで、情報交換や助け合いが可能になります。
一人では難しい問題もヒントを得られるかもしれません◎
長期的な視点で住環境を改善する気持ちで
一度に全てを改善しようとせず、優先順位をつけて段階的に取り組むことが重要です。



この流れが効果的!
また、改善前後の写真を撮影し、変化を記録するのもオススメ!
快適さが増す過程を可視化することで、モチベーションの維持と今後の参考になります。



次の転勤先でも、効率的に心地よい空間が作れます!
改善できない場合の最終手段|引越しという選択肢


健康への悪影響がある場合
- カビの発生が深刻で健康に影響がある
- アレルギー症状が出る
- 害虫の発生が深刻
このように、健康面でのリスクがある場合は引越しを真剣に検討する必要があります。



健康は何よりも大事です!
コストと効果を見極める
社宅の環境改善に必要な費用が、賃貸物件の家賃差額を超える場合は、引越しの方が経済的な選択肢となることもあります。
- 会社への相談方法
→ 直属の上司や人事部に相談し、理解を得る - 費用負担の確認
→ 引越し費用・家賃補助の有無など、経済面での条件を事前に確認しておくと安心
限られた環境でも工夫次第で快適な住まいは実現できる


汚い社宅での生活は確かに大変ですが、清掃方法と工夫により、快適な住環境を作ることはできます。
重要なのは、完璧を求めすぎず、できることから少しずつ改善していくことです。
まずは、予算に応じた改善方法を実践。
それでも解決できない深刻な問題がある場合は、健康と生活の質を最優先に考えて引越しを検討することも大切です。
転勤族として各地を転々とする中で、どのような住環境でも快適に過ごすスキルを身につけることは、今後の人生においても大きな財産となりますよ◎
あなたの社宅生活が、これらの方法で少しでも快適になることを願っています。
小さな改善の積み重ねが、毎日の生活の質を大きく向上させますよ◎
ぜひ、前向きに取り組んでみてくださいね^^



