転勤族がマイホームを買うと後悔するって本当?
転勤族にとって、悩むポイントが盛りだくさんのマイホーム。
定期的な異動で定住が難しい転勤族にとって、マイホームを持つことはリスクなんじゃないかと思ってしまいますよね。
私も夫が転勤族なので、マイホームに慎重になる気持ちはとてもわかります
「転勤族は賃貸の方がいい」という意見もありますし、損得だけで考えるとそうなのかもしれません。
ですが子どものことや生活環境などさまざまな理由で、マイホームを考えている転勤族の方もいるのではないでしょうか^^
そこでマイホームを購入した経験のある転勤族50人を対象に、転勤族のマイホームの実態についてアンケートをとってみました!
- 転勤族はマイホームに後悔してる?
- 転勤族がマイホームを購入したきっかけ
- 転勤族のマイホームの場所・種類
この記事ではこれらについてお伝えします^^
アンケート結果はちょっと意外でした!
- 転勤族のマイホーム事情が知りたい
- マイホームを後悔したくない
- 環境の変化が激しい今の生活に疲れた
このような方はぜひ最後までご覧くださいね^^
それではさっそく、一緒に見ていきましょう◎
転勤族はマイホーム買って後悔してる?
転勤族はマイホームに後悔しているのでしょうか?
当ブログでは、マイホームを購入したことのある転勤族50人にアンケート調査を実施しました◎
その実態についてまるっとお伝えしますね^^
- マイホームを買って後悔してる?
- マイホームを購入したきっかけ
- マイホームの種類・場所
- 単身赴任または家族帯同の経験は?
※クラウドワークスでマイホームを購入した経験のある転勤族50人にアンケート調査を実施(2024.6/20)
それではさっそく、結果をみていきましょう◎
マイホームに後悔している転勤族は少ない!
画像をクリックすると拡大します◎
アンケートの結果、8割以上の転勤族がマイホームを買って満足していることがわかりました。
後悔していると答えたのは、約2割。
50人中たったの3人です。
戸建てなので騒音トラブルを言われることもなく精神的にラク
単身赴任をしていても、帰る場所があるという安心感がある
賃貸に比べて設備も良く住みやすい!
定期的な引越しで生活が落ち着かなかったが、マイホームを購入したことで子どもも楽しく学校に通えている
購入後に土地価格が上がり、住宅ローンを全額返済できただけでなく、300万ほど利益を上げることができた!
まとめると、マイホームに満足な転勤族は
- 自分の理想のマイホームを手に入れて家の快適さが格段に上がった
- マイホームが必要なくなった時に良い条件で売却できた
こういった共通点がありました◎
転勤族がマイホームを後悔する理由は?
では、約2割の転勤族が答えたマイホームを後悔している理由とは何なのでしょうか?
当時の赴任先に購入し、今はいろいろな面で不便な場所になってしまった
住み始めてすぐに水回りが壊れてしまい、改装に40万かかった
住宅ローンや毎月の維持費が大変
夫が単身赴任になると、二重生活になって家計の負担が大きくなる
マイホームを購入して次の転勤まで5年しかなかったため、もう少し購入を我慢してもよかった
建てた後のメンテナンスまで考えていなかった
まとめると、後悔している転勤族は
- 二重生活で家計の負担が大きい
- マイホームの維持費が予想以上
- 購入時期や場所の見極めが難しい
- 家そのもの(種類・物件選び)に不満
こういった共通点がありました。
※「どちらでもない」と回答した理由から、後悔していると感じる内容もあわせてご紹介しています。
私も、物件選びと予算設定はちょっと後悔しています
転勤族がマイホームを後悔しないための方法が先に知りたいあなたはこちら◎
アンケート調査でわかった転勤族のマイホームの実態
次に、アンケート調査でわかった転勤族のマイホームの実態についてお伝えします◎
- マイホーム購入のきっかけ
- マイホームの種類
- マイホームの場所
マイホームを購入したきっかけ
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転勤族がマイホームを購入するきっかけは、子どもに関することが約半数で最も多かったです。
- 子どもが大きくなり賃貸が手狭だった
- 子どもが小学生になり引越しは嫌だと言い出した
- 上の子が中学生になるため定住先を決めたかった
家族が増えたり子どもを考慮したタイミングが多いようです
この他にも
- マイホームへの憧れの気持ち
- たまたまちょうどよい物件や土地が見つかった
- 資産になることや老後のことを考えてメリットを感じた
- 社宅の居住期限・住宅補助が減るタイミング
こういった理由が、マイホームのきっかけだったようです。
タイミングの見極めは本当に難しいですよね
今回の調査で感じたのは、転勤族がマイホームを買うことで今抱えている悩みが解消されることもあるのでは?ということ。
そういった意味では、買った方がメリットを感じるタイミングで購入するのがベストかもしれません◎
マイホームの種類
画像をクリックすると拡大します◎
転勤族がマイホームを購入する種類は、新築の戸建てが半数以上で最も多かったです。
注文住宅と建売住宅が最多!
- 収納や家事導線・部屋数や間取りなどこだわりたかった(注文住宅)
- 大きな買い物なので、土地探しから設計・基礎作り・施工の全工程を細かく納得しながら進めたかった(注文住宅)
- 子どもが走り回っても迷惑のかからない家にしたかった(注文住宅)
- 子どもがいるので戸建てがよく、注文住宅よりお金をかけずに購入したかった(建売住宅)
- 家庭菜園やBBQするのが夢だった(建売住宅)
- 大型犬が飼いたかった(建売住宅)
- 家そのものにこだわりたい人
= 一戸建て - 利便性や売却を考えている人
= マンション
こういった傾向があるようです
また、新築か中古だと7割以上が新築を選んでいました。
- 自由に設計できるし、自分の好きな空間が欲しかった(注文住宅)
- 新築の方が快適に過ごせる(新築マンション)
住み心地を優先したい方は新築を選ぶ傾向があるようです
中古物件を購入した方のなかには
住み始めてすぐに水回りが壊れてしまい、改装に40万かかった
といった声もあり、中古物件はリフォーム代も視野に入れて検討する必要がありそうです。
ぜひ、慎重に検討してくださいね^^
マイホームの場所
画像をクリックすると拡大します◎
転勤族がマイホームを購入する場所は実家の近くが6割以上で最も多かったです。
- 子どもに何かあれば、妻が頼るのは妻の両親だと思ったから(妻側の実家の近く)
- 妻が実家の近くを希望したから(妻側の実家の近く)
- 今後高齢になっていく両親のために、どちらの実家にも通いやすいようにした(両実家のあいだ)
- 妥当であり交通の便も良かった(両実家のあいだ)
- 妻の実家は田舎なため(夫側の実家の近く)
- 子育てを両親に頼りやすい
- 両親の介護に対応できる
実家が近いとこんな環境に◎
また、マイホーム購入時の赴任先の近くに決めた方も多かったですよ^^
- 住みやすい環境だったし、子ども小学校に入学するタイミングだったから
- その場所が気に入っていたから
- 当時の赴任先から通勤しやすい場所がよかった
さまざまな理由でこのまま環境を変えずにいたいと思う方は、赴任先の近くに決めているようです。
当時の赴任先から通いやすい場所は、夫側にとってもメリットがあるのではないでしょうか^^
単身赴任・家族帯同は満足度に影響する?
最後に、単身赴任・家族帯同についてです。
アンケート調査の結果、マイホームを購入した転勤族のうち7割が単身赴任または家族帯同の経験がありました。
- マイホームに満足している転勤族
= 65%が単身赴任等の経験あり - マイホームに後悔している転勤族
= 100%単身赴任等の経験あり
単身赴任等の経験があっても、マイホームに満足している転勤族はたくさんいるようです◎
単身赴任を想定したマイホーム計画がポイントですね
転勤族でもマイホームは満足度高め◎
ここまで読んでくださりありがとうございます^^
この記事では、アンケート調査をもとに転勤族のマイホームの実態についてお伝えしました。
- 8割以上の転勤族はマイホームに満足
- 約半数が子ども関係でマイホーム購入
- 転勤族のマイホームは、一戸建て・新築・実家の近くが多い
今回の調査で、転勤族のマイホーム購入は後悔ばかりではないことがわかりました^^
転勤族でもマイホームに満足している人はたくさんいます◎
ただ転勤族である限り、定年までにマイホームを購入するとリスクがあるのはたしかです。
そのため、経験者の後悔エピソードはぜひ参考にしてみてください◎
- 二重生活で家計の負担が大きい
- マイホームの維持費が予想以上にかかる
- 購入時期や場所の見極めが難しい
- 家そのもの(種類・物件選び)に不満
これらの後悔は、事前にしっかり考えて準備することで防ぐことができます◎
転勤族のマイホーム問題はとても複雑ですが、悩みながらもいつかは結論を出す日がきます。
その時にあなたにとって最善の答えが出るように、ぜひこの記事を参考にしてくださいね^^
こちらの記事で、転勤族がマイホームを後悔しないための3つのポイントを解説◎