転勤族だから子どもの転校が続くと心配・・
いつまで赴任先についていく?
お子さんがいると、いつ転勤の辞令があるかソワソワしますよね。
転勤族の子どもはかわいそうなんて意見もあるし、心配になってしまう気持ちとてもわかります。
なるべく子どもに負担のかからない時期があれば知りたいと思う転勤族も多いのではないでしょうか?
そこで、転勤族の子どもにとってベストな定住のタイミングを調べてみました!
- 子どもの負担が少ない定住のタイミング
- 転校が子どもに与える影響
- 親が子どもにできるケア
この記事ではこれらについてお伝えします。
転勤族で定住のタイミングに悩んでいるあなたは、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです^^
それではさっそく、一緒にみていきましょう◎
転勤族の子どもにオススメの定住時期
転勤族の子どもにとってオススメの定住時期はいつなのでしょうか?
調べたところ小学生のあいだであることがわかりました。
理由はこちら
- 低学年だと友達との絆が深くなる前
- 高学年だと家族の時間も優先できる
- 高校受験に影響がない時期だから
小学生のうちに定住する転勤族が多い
当ブログで独自に調査したアンケートでは、マイホームの購入の決め手は子どもに関することが最多でした。
タイミングは主にこちら
- 子どもが産まれたタイミング
- 2人目ができたタイミング
- 小学校に入学するタイミング
このように、子どもが小さいうちに定住を決める方が多いようです。
これらのタイミングだと、一度も転校することなく学校生活を送れるのが最大のメリットですよね。
また、入学してしばらくはまだ親とのかかわりが深い時期です。
しかし、小学校2~3年生くらいからお友達とのかかわりが増え、友達同士で公園に遊びに行ったりと絆も深まっていく傾向があります。
小3の娘も最近は遊ぶお友達が定まってきました
そのため、いずれ子どもが転校を嫌がる時期がきます。
せっかく仲良くなった友達と離れるのは、大人でもつらいですよね。
そういったつらい思いを感じるのが少ないのは小学校低学年のようです。
小学校高学年だと家族の時間も優先できる
定住してしまうと単身赴任になる可能性もあります。
その結果、家族揃っての時間が少なくなってしまいますよね。
定住することで転校は防げますが、特にお子さんがパパ大好きな場合は悲しい思いをさせてしまうかもしれません。
このように、子どもとの時間も大事にしたい場合は小学校高学年で定住を決める方も多いようです◎
私も日々実感していますが、子どもはだんだん家族より友達を優先するようになります
最近は、娘は学校から帰ってきたらすぐ友達と遊びに行くので、夕方まで帰ってきません。
中学生になると特に子どもは家族より友達を優先するようになり、土日は部活も忙しいので家族とお出かけはあまりできないようです。
そう考えると、小学生のあいだは親子のかかわりをたくさん持てる最後の時期なのかもしれません。
遅くても中学生のうちに定住すると安心
そうはいっても、小学生のあいだの定住が難しい場合もありますよね。
そんな時は、中学生のあいだに定住をオススメします◎
理由は高校生での転校はハードルが高いからです。
高校は義務教育ではないため、転入する際に試験を受けなければなりません。
それは、思っている以上に親子共々負担が大きいようです。
中学生のあいだに定住しておけば部活や勉強に集中できる環境を作ることができるので、高校受験に備えることができますよ◎
4月転入はスムーズにいきやすい
また、転入の時期ですができれば4月スタートがオススメです。
理由はこちら
- 授業の進み具合にズレが起きにくい
- 運動会などの行事に漏れなく参加可能
- クラス替えの直後なので、人間関係ができあがってなく馴染みやすい
ただ、小学校6年生の4月に転入した場合はすぐ修学旅行がある可能性も。(一般的に6年生の春か秋)
そのため、修学旅行までに仲の良い友達ができるか心配になる子もいるようです。
高学年だと、小5の4月転入がベストかもしれませんね
転勤族の子どもの特徴
転校の経験が多い転勤族の子どもは、その特殊な環境からどのような特徴があるのでしょうか?
調べてみたのでご紹介します。
順応性が育つ
親が転勤族の場合、子どもはお友達と突然の別れを経験します。
そして、転校のたびに新しい学校や友達との生活に切り替えていかなくてはなりません。
こういった経験を繰り返すうちに周りをよく見てその都度うまく溶けこむ力が備わるようです◎
家族の絆が深まる
お友達とは引越しのたびにお別れだけど、どこに行っても家族だけは一緒ですよね。
子どもと同じで親も新しい環境に慣れるのは大変で、引越しの準備も家族の協力が必要不可欠です。
そんな経験を何度も乗り越えていくうちに、家族の仲は深まりやすいようですよ^^
広く浅い付き合いを好むようになる
せっかく仲良くなっても、数年経つとまたお別れ。
そういった経験を積んでいくうちに、深い付き合いを避ける傾向があるようです。
深い仲になってしまうと、お別れのとき余計に寂しいですよね
ただ、広く浅い付き合いとは言い換えればどんなタイプの人とも仲良くなれるということ。
いろいろな環境を経験したおかげで視野が広く、柔軟に対応する力が身につくのかもしれません。
不安定になりやすい
大人もそうですが、環境がかわって初めのうちはどうしても不安定になりやすいです。
特に、新しい学校でちゃんと友達ができるかなど人間関係において不安になる傾向があるよう。
高学年になると、すでにできあがっているお友達グループに入りづらいと感じることもあるようです。
他には・・
- 方言やその土地の習慣になじめない
- 授業の進み具合が違う
- 習い事が続けにくい
このようなことで戸惑うことも・・
ただ、もし人間関係でうまくいかなくても転校で人間関係をリセットできます。
そう思えるのは転勤族のメリットかもしれません◎
おうちを安心できる場所にしよう
そうはいっても、様々な事情で定住が先になる方もたくさんいると思います。
そんなときに親ができることを考えてみました^^
転勤先について前向きな話をする
子どもの性格で負担の大きさは変わりますが
転校先の環境になじめるかは誰もが不安ですよね。
- 学校の規模
- 部活・クラブは何があるか
このように、転校先の学校について調べておくと子どもの不安も少し和らぐかもしれません。
また、転勤先の特産物や観光地なども調べておき
「引越したらこんなところに行きたいね~」
などポジティブなことを話すと前向きになれます◎
親である私たちが転勤を楽しめていれば
その気持ちが子どもにも伝わると思います。
なんでも話せる雰囲気作り
「学校どうだった?」とついつい聞いてしまいたくなりますが
あまり効きすぎるのも逆効果だったりします。
それより、子どもが話したいことがあったときにいつでも話せるような雰囲気を
おうちの中で作っておくことが大事です◎
おうちではリラックスできる環境を作ってあげたいですね
ちなみに
私の夫は転勤族家庭で育ち、学生時代に2回転校を経験しています。 ※小学校で1回・中学校で1回
当時転校はそこまで苦ではなかったようで、環境の変化を受け入れて楽しんでいたようです。
そのせいか社交的で視野が広く、誰とでも仲良くできるタイプ。
私とは正反対で羨ましいかぎりです
転校が多いとどうしても不安やデメリットに目が行きがちですが、その経験が視野の広さや乗りこえる力に多少なりとも影響していると思います。
もちろん、お子さんの性格によって負担の大きさや影響に違いはあると思いますが、あまり不安になりすぎないことも大事かもしれません◎
子どもをケアしつつ定住時期を見極めよう
ここまで読んでくださりありがとうございます^^
この記事では、転校の多い子どもの特徴と転勤族の子どもにとってベストな定住時期についてお伝えしました。
- 定住時期は小学生のあいだがオススメ
- 遅くても中学生までに定住すると高校受験対策もできて安心
- 環境の変化で不安定になりやすいが、順応性が高く家族の絆も深まる
転校はデメリットに考えがちですが良い影響もあります◎
ただ、子どもの進学などを考慮するとマイホームの有無に関わらずどこかのタイミングで定住する方が多いのも事実です。
あまり心配しすぎず、自分のお子さんがどんなタイプなのかをじっくり見極めて
最善の選択ができるといいですね^^