転勤族っていつマイホーム買えばいいの?タイミングが難しい
夫が転勤族の方は、こんな風に思っているかもしれません。
転勤は定年まで続くし、定住のタイミングを決めるのは本当に難しいですよね。
私も5年程ぐだぐだ悩んだので、悩む気持ちはとてもわかります
そこで、この記事では転勤族がマイホームを持つタイミングについてまとめました◎
- 転勤族のマイホームによくある4つのタイミング
- 購入のタイミングを見極める方法
転勤族といってもエリアの範囲や頻度はさまざまで、マイホームのベストなタイミングもまた人それぞれです。
正しい・間違いなどはありません◎
この記事を参考に、あなたにとっての最適なタイミングについてぜひ考えてみてくださいね^^
それではさっそく、一緒にみていきましょう◎
転勤族はいつマイホームを購入してる?
転勤族の方は、実際にいつマイホームを購入しているのでしょうか?
調べてみたところ、購入のタイミングはこの4つが多いようです◎
- 子どもの進学にあわせて
- 夫の年齢
- 家賃補助がなくなるとき
- 定年後
詳しくみていきますね^^
1. 子どもの進学にあわせて
子どもが産まれ、成長するにつれて定住への気持ちが強くなる方は多いようです。
- 転校による子どもの負担を減らせる
- 転校の手続きや子連れの引越しが大変
- 落ちついた環境をもちたい
子どもに負担をかけたくない気持ちが、引越しへの抵抗感につながるのかもしれません
子どもの進学にあわせた場合は入園・入学前がタイミングとして多いようです。
- 保育園・幼稚園入園前
- 小学校入学前
- 中学校入学前
それぞれのメリット・デメリットなど詳しくお伝えしますね◎
保育園・幼稚園入園前
子どもが小さいうちにマイホームを購入する最大のメリットは、落ち着いた環境がつくれることです。
- 初めての集団生活を落ち着いて過ごせる
- 幼稚園の場合、転園による制服の買い替えもなく入園金も1回で済む
- 生活の基盤を早くに作れ、ママの仕事復帰がしやすい
- 快適できれいなおうちで子育てできる
このタイミングだと、親の都合で保育園や幼稚園を転々としなくて済みます。
そのため、子どもが落ち着いて過ごせる環境を早い段階で作ることができます◎
また、転園の手続きもないため引越しのたびに慌てることもありません。
特に幼稚園の場合は、入園するときに入園金と制服代が必要なことが多いですが、転園した場合も幼稚園によっては入園金を再度払う必要があります。
これが結構痛い出費なんですよね・・
わが家は娘が年長の2学期に転園。
卒園までたった半年なのに、入園金などで10万かかりましたよ~
会社の引越し手当でも足りない!
幼稚園前にマイホームを購入しておけばこういった出費もなく、下の子に制服のおさがりをすることもできます◎
また、早くにマイホームを購入すればママの仕事復帰もしやすいです。
転勤族ママは、仕事のキャリアを積んでいくことが難しいと感じることありませんか?
不定期な引越しがないだけで職場からも採用されやすく、早い段階で今後の働き方について動き出すことができます。
小学校入学前
小学校の入学にあわせてのマイホーム購入は、転勤族にかかわらず比較的多いパターンです。
- 転校による子どもへの負担を減らせる
- 転校の手続きがなく親がラク
子どもにとって、転校による環境の変化は少なからず負担があるでしょう。
学年が上がるにつれてお友達との関係も深くなっていくので、お友達と離れたくない!と転校を嫌がることもあるようです。
入学のタイミングでマイホームを持てば、子どもが転校を嫌がる前に定住できるし幼馴染もできます。
転勤族家庭で育った夫は、幼馴染に憧れがあるようです
また、急な転勤は引越し手続きが本当に大変。
役所での手続きなどに加え転校の手続きに毎日わちゃわちゃなのに、夫は飲み会続きでまったく頼れないってことありませんか?
私は以前、異動発表から1週間で引越したことがあります。
引越し手続きに幼稚園探し・社宅の方へお礼の品の準備・掃除・・
倒れそうでした
こういったバタバタから解放されるのは、転勤族がマイホームを持つメリットだと思います◎
注意点
- 部屋を汚す可能性が高い
- 当初考えていた家族構成がかわり、部屋数があわなくなるかも
- 夫が単身赴任する場合はワンオペに
きれいなマイホームで子育てができるのはとても良い環境ですが、傷や汚れが増えるのは覚悟しておいた方がいいかもしれません。
わが家はすでに床は傷だらけですが、傷つけても気にしなくていいのはすごくラクですよ
また、子どもの人数が計画通りにいくとも限らないので、部屋数があわなくなる可能性も。
さらに、夫が単身赴任になればママに子育ての負担が増えて大変に感じるかもしれません。
パパも子どもの成長をそばで見れなくなりますし、マイホームでの生活もしばらくお預け・・
家族がパパの単身赴任を受け入れられるかどうかが、マイホーム購入の大事なポイント!
中学校入学前
- 部活や勉強に集中しやすい環境を作れる
中学校までは義務教育のため転入するときに試験はありません。
しかし、高校で転入する場合は試験を受けて合格しなければなりません。
そうなると親子共々想像以上に負担が大きいようです。
そのため、高校の受験勉強が始まる中学のあいだに落ち着いた環境をつくる方が多いようです◎
2. 夫の年齢
住宅ローンを組む場合、払い終えたい年齢を考えて購入の時期を決める方もいます◎
- 計画的に住宅ローンの返済ができる
一般的には、定年を迎える65歳までに住宅ローンを終わらせるのが理想とされています。
そのため、住宅ローンを35年で組みたい方は30代で購入する傾向があるようです。
40代以降で住宅ローンを検討する場合は、頭金を貯めて住宅ローンの年数を短くするのがオススメ◎
- 定年の年齢は会社によってさまざま
- 定年前に年収が減額になる場合も
一度確認してみてくださいね
3. 住宅手当がなくなるとき
会社によって住宅手当はさまざまですが、手当がなくなるタイミングで購入を考える方もいます◎
- 福利厚生を最大限利用でき、計画的に貯蓄ができる
転勤族の場合、住居費は一般的に賃貸物件を借りるより安いことが多いです。
住宅手当を最大限利用すれば、その間に貯蓄もしやすいですね^^
夫の会社も社宅に住める年齢が決まっていたので、期限ギリギリまで住んでマイホームを持つ人がたくさんいましたよ^^
わが家もそのつもりでした
注意点
ちょうど良いタイミングで希望の土地や物件が見つかるとも限らない
私の知り合いで、希望の土地がなかなか見つからず土地探しに1年以上かかった人もいます。
人気の場所だと土地を見つけるのも一苦労のようで、思うようにマイホーム計画が進まないことも。
期限が迫ってくるなかで思うようにマイホーム話が進まないと、焦って決めてしまうことになりかねません・・!
そうならないためにも、早めのリサーチや準備が大事です◎
4. 定年後
夫の転勤についてきながら、定年後に一括で購入するパターンです。
定年まで住宅手当がある方は、この選択をするパターンが多い印象◎
- 老後を意識した家に住める
- 単身赴任しなくていい
定年後に建てる家は、子育てが終わっている方も多いので夫婦2人のこだわりや希望を優先したマイホーム選びができます◎
また、単身赴任する必要もないので生活費も二重にかかりません。
転勤族はマイホームを買ったとたん転勤になり、マイホームに住めない話もよく聞きますよね。
定年後であればその心配もありません
注意点
- 定年まで引越しが続く
- 子どもはマイホームに住めないかも
- 貯蓄が思うようにいかなかった場合、マイホームが購入できない可能性も
継続的に引越しが続くため、手続きや環境の変化など大変に感じるかもしれません。
また、貯蓄のペースによってはマイホームを持つことが難しい場合もあるようです。
こちらに注意点などまとめてたので、ぜひ参考にしてみてください^^
マイホームに住みたい理由からタイミングを見極める
転勤族がマイホームを持つベストなタイミングは、どうやって見極めたらいいのでしょうか?
難しい!と思ったあなたは、マイホームに住みたい理由を改めて整理してみてください^^
ここを整理すると、あなたにとってのベストなタイミングがみえてくるかもしれません。
- 子どもの転校が気がかり
→ 小学生までのあいだが安心 - 住居費(賃貸)にお金をかけたくない
→ 住宅手当がなくなるとき - 老後の家問題が心配
→ 計画的に貯蓄して定年後か夫の年齢
これに加え、お子さんがいる場合は子どもにとって負担の少ない時期を考慮するのがオススメ◎
入学などキリの良いタイミングや、転校・受験に影響の少ない時期とあわせると良いかもしれません。
また、子どもの転校が続くのも心配ですが、小さい頃はパパと離れて暮らすのを嫌がるお子さんもいるでしょう。
お子さんがどう感じているか話を聞き、家族みんなが納得のできるタイミングをみつけてくださいね◎
ちなみに、定住は小学生までにすると負担が少ないそうです
詳しくはこちらにまとめたので、参考にどうぞ^^
5年早まったわが家の購入のタイミング
ここでは、わが家のマイホームのタイミングについてお話しますね^^
わが家は7年の社宅生活を経験したのち、2022年に新築マンションを購入しました。
私達がこのタイミングでマイホーム購入を決めた主な理由はこの2つです。
- 子どもの小学校入学のタイミング
- 気に入る物件との出会い
でもこれは後付けのような感じで、本当はさまざまな理由が重なって5年早まってしまいました。
マイホームのタイミングはずっと悩んでいたのですが、社宅に住んでいたわが家にとって
- 住居費が格段に抑えられる
- 家族一緒に住める
この2つのメリットがかなり大きく、社宅に住めるうちはギリギリまで住むと決めていたんです。
今までの社宅はたしかに汚いし当番もあったけど、仲の良いママさんもできて意外と住みやすかったんですよね
それが、転勤で新しい社宅に引越して環境がガラッとかわってしまって・・
- 社宅の家賃が2倍に
- 社宅と周辺の住み心地がイマイチ
- 子どもの幼稚園選びに苦戦
特に、住居費が高くなったことで貯蓄のペースもゆるくなってしまい、社宅の恩恵をあまり感じなくなってしまいました。
これに加えて
- 夫が赴任期間の長い部署になった
- 上司からモデルルームの見学を勧められた
実際に見学に行ったことでマイホームへの気持ちが盛り上がってしまい、たまたま気に入る件を見つけたんです。
ちょうど入居のタイミングが子どもの小学校入学と幼稚園入園に重なったので、とんとん拍子に購入に至ったというわけです^^
正直、5年も早まるとは思いませんでした。
でも、あと5年社宅に住んでも計画通り貯蓄はできなかっただろうし、生活になじめず限界がきていたかもしれません。
なにより、転校させなくていいし引越しにバタバタしないのが最高!
転勤族は環境の変化が激しいからこそ、先のことが予測できないなぁと改めて思いました。
ベストなタイミングを早めに話しあおう
ここまで読んでくださりありがとうございます^^
この記事では、転勤族のマイホーム購入のタイミングとその見極め方についてお伝えしました。
- 子どもの進学にあわせて
- 夫の年齢
- 家賃補助がなくなるとき
- 定年後
私のようにマイホームの時期が早まることもあるので、いつかはマイホーム・・と思っているのなら今のうちから考えておくことをオススメします◎
タイミングに迷った時は、マイホームに住みたい理由を改めて整理し、子どもを考慮したうえでいくつか選択肢を考えてみてくださいね^^