マンションか戸建てか?子育て中の家庭が後悔しない住まいの選び方

マンションか戸建てか?子育て中の家庭が後悔しない住まいの選び方

子育て中のマイホーム、マンションと戸建てどっちがいい?

転勤族として子育てしていると、このような悩みに直面するかもしれません。

管理人

せっかく買うなら、今より快適に不安のない暮らしにしたいはず!

ただ、転勤族の場合何を優先してマイホームのかたちを決めるべきか悩みますよね。

そこでこの記事では、子育て中の転勤族のマイホーム事情についてアンケート結果や特徴を徹底解説!

  • 戸建てとマンションの違いが知りたい
  • どちらにするか決められない
  • 夫婦で意見がわれている
管理人

こんなあなたの悩みを解決します!

「騒音」「間取り」「住み替え」「資産性」…

それぞれの特徴を比較しながら、あなたの家族に本当に合う住まいのかたちを一緒に見つけていきましょう。

もくじ(タップできます)

子育てと住まい選び|転勤族が直面する課題とは?

子育てしながらマイホームを検討している転勤族にとって、戸建てかマンションかの選択は大きな悩みの一つです。

家の広さや間取り・防音性・立地・住み替えのしやすさなど…

育児と引っ越しを同時に考えなければいけない転勤族にとっては、ライフスタイルと将来の変化に合った住まいを選ぶ必要があります。

例えば・・
  • 子どもが走り回っても大丈夫な家がいい
  • でも、また転勤になるかもしれないから売却しやすい方が安心
  • 夫婦でマンション派と戸建て派に分かれていて決まらない
  • 近所付き合いや学校環境も気になる 
管理人

こんな悩みもあるはず!

特に未就学児~小学生の子どもがいるご家庭では、住まいが子どもの成長にどう影響するかも大切な視点です。


比較項目マンション戸建て
防音性
上下階に音が響くため
配慮が必要

隣家との距離
次第で声が響くかも
間取り
標準的な
間取り

自由に設計・
変更
駐車場
台数に限りあり(立体駐車場は不便かも)

敷地内に自由
に設置可能
ゴミ出し
24時間ゴミ出
しOKの物件

指定日に出す
必要あり
セキュリティ
オートロッ
ク・管理

自己管理が
必要
維持費
管理費
修繕積立金

自己管理だが
月々は安め

防音性|気になるのは「上下」か「隣家」か

マンション戸建て
防音性
上下階に音が響くため
配慮が必要

隣家との距離
次第で声が響くかも

マンションは上下階へ足音や生活音が響きやすく、子どもが走ったり飛び跳ねたりすると注意が必要。

一方、戸建ては上下の心配はありませんが隣家との距離が近い場合は声が外に響くこともあります。

管理人

それぞれ異なる配慮が必要!

家族の生活スタイルや子どもの年齢を考えて選ぶのがポイントです◎


間取り|自由度の高さは戸建ての強み

マンション戸建て
間取り
標準的な
間取り

自由に設計・
変更

マンションは間取りがある程度パターン化されています。

一方、戸建て(特に注文住宅)であれば生活動線や収納を含めて自由に設計可能です。

管理人

子育て世帯には、洗面所の広さやリビングとの一体感・子ども部屋の配置など、細かい配慮が大切!

マンションでも機能的な間取りは増えていますが、将来のリフォームを考えると戸建ての方が自由度が高いと言えるでしょう。


駐車場|戸建ては「玄関横」マンションは「空き状況」がカギ

マンション戸建て
駐車場
台数に限りあり(立体駐車場は不便かも)

敷地内に自由
に設置可能

戸建ては敷地内に車を停められることがほとんどで、荷物の出し入れや子どもの乗せ降ろしがとても楽です。

一方マンションは、台数制限や立体駐車場などの制約がある場合もあります。

管理人

車を使う頻度が高い家庭には不便なことも

車移動が多い地域や家庭なら、戸建てのほうがストレスは少ないかもしれません。


ゴミ出し|マンションは24時間対応が便利

マンション戸建て
ゴミ出し
24時間ゴミ出
しOKの物件

指定日に出す
必要あり

子育て中は時間の自由がきかないことも多く、マンションの「24時間ゴミ出し可」設備は非常に便利です。

戸建ての場合は地域の指定曜日に出す必要があり、雨の日や子どもの体調不良時などに困る場面も。

管理人

ただ、全てのマンションが24時間対応ではありません

購入時にしっかり確認してくださいね◎


セキュリティ|マンションの方が安心感あり

マンション戸建て
セキュリティ
オートロッ
ク・管理

自己管理が
必要

マンションは標準的にセキュリティ設備が整っていることが多いです。

  • オートロック
  • 監視カメラ
  • 管理人常駐 など
管理人

小さな子どもがいる家庭には安心感があります

戸建てでは防犯対策を自分で行う必要があるため、

  • 防犯ガラス
  • センサーライト
  • 玄関周りの工夫

これらが必要です。

治安の良し悪しにもよりますが、特に都市部や共働き家庭ではマンションが安心という声も多いです。


維持費|月々は戸建てが安くみえるけど…

マンション戸建て
維持費
管理費
修繕積立金

自己管理だが
月々は安め

マンションは住宅ローンのほかに管理費・修繕積立金・駐車場代がかかるのが一般的です。

管理人

戸建ての方が月々の出費は少なく感じるかもしれません

ただ、戸建ても10〜15年ごとに外壁塗装や屋根修理などの大きなメンテナンス費用が発生します。

長い目で見ると、どちらも維持費は必要になると考えておいた方が安心です。


実際に選ばれたのはどっち?転勤族アンケート結果

当ブログで実施したアンケートによると、子育て中の転勤族が選んだ住まいは以下の通りです。

  • 戸建て派:7割
  • マンション派:3割


戸建てを選んだ理由

一戸建ての決め手

子どもが走りまわっても迷惑のかからない家にしたかった

子どもが小学校に上がり快適な家づくりをしたかった

収納や家事導線・部屋数や間取りにこだわりたかった

家庭菜園やBBQをするのが夢だった

大型犬を飼いたかった

このように、子どもの成長や家へのこだわりが一戸建ての決め手のようです。

管理人

子どもに関する理由がきっかけでマイホームを購入した転勤族は、全員一戸建てを選んでいましたよ!



マンションを選んだ理由

マンションの決め手

雪かきや庭の手入れの必要がない

家の中に階段がないので住みやすい

駅から近い好立地にマンションが建設されたから

住み替えが容易で転居の際も売却しやすいと考えた

このように、ラクさと住み替えのしやすさがマンションの決め手のようです。

管理人

個人的に転勤族はマンションが多いかな?と思っていたので、この結果は少し驚きました!


住み替えやすさ・資産価値からみる住まいの選び方

将来的に住み替えを予定している場合は、資産価値を意識した住まいの選び方をすることも大事です。

資産価値が下がりにくい物件の特徴
  • 立地や利便性の良さ
  • 管理・メンテナンスが適切
  • 一般的な間取りの3~4LDK
  • マンションなら最上階や角部屋
  • 戸建てなら住宅価格に対して土地の割合が高い物件
管理人

特に①~③の物件は資産価値を維持しやすいです

マンションと戸建てを比較した場合は、

  • 立地や利便性の観点からマンションが優位
  • 戸建てなら建売住宅が優位

建売住宅が資産価値が高い理由は、一般的な間取りであることと立地の良さにあります。

  • デザインや間取りにこだわって作られた注文住宅より、一般的な間取りで需要が高い
  • 注文住宅よりも立地の良い場所に建てられることが多い

これらが資産価値に影響しています。


転勤族はどこに家を買うべき?最適な場所選びガイド>>

子育てしやすいマイホームの条件

子育てに適した家とは防音・広さ・立地だけでなく、住人同士の関係や地域性も重要。

これをふまえると、

  • 新興住宅街
  • 小規模マンション

この2つは、同世代が多く育児環境として最適なケースも多いです。


マンションなら規模や階数の工夫次第

スクロールできます
戸数一般的な階数立地維持費特徴
小規模50戸程度まで3~5階住宅街に多い高め住環境がよい
中規模50~100戸10~20階さまざまさまざま間取りは一般的
大規模100戸以上さまざま郊外に多い安め戸数が多いため価格も安め
タワーさまざま20階以上都市部に多い高めエレベーターが混みやすい
※維持費:管理費・修繕積立費のことを表す

実は、マンションは規模や戸数によって4種類あり、中でも小規模マンションは子育て向きです。

小規模マンションは住宅街に建てられることが多く、落ち着いた環境で学校から比較的近いです。

また、マイホームは子どもの進学にあわせて購入する世帯も多く、小規模マンションだと住民同士が知り合いになりやすい傾向があります。

管理人

わが家も小規模マンションですが、娘の友達が同じマンションなので家の行き来も安心ですよ

大規模マンションなら、

  • 共用施設に託児所やキッズルームがある
  • 敷地内に公園がある

このようなマンションは、入居者に子育て世帯が多い傾向です。


1階やエントランス真上の2階は気楽

また、1階や下がエントランスの2階は子どもの足音をあまり気にする必要はありません。

1階は専用の庭がついている物件も多く、立地の良い場所に一戸建てのような感覚で住めますよ◎

管理人

転落の心配もありませんし、小さいお子さんがいる方は安心!


戸建てなら新興住宅街は子育て世帯多め

戸建ての中でも、新興住宅街と言われるエリアはより子育てしやすい環境です。

新興住宅街とは、一定の区画が新しい家ばかりのエリアのこと。

ここは地盤も強くて境界線もはっきりしているため、近隣トラブルも起こりにくい傾向です。

管理人

同じ時期に入居するため、子育て世帯が多く関係も築きやすいですよ

新興住宅街でない戸建ての場合、古い家と新しい家が混ざっているエリアに建てられることも。

一区画だけ売りに出されている土地に建てる場合は、隣の家は古い住宅なこともよくあります。

この場合、隣の家との距離が近いと子どもの声が響いて気を遣うこともあるよう。

管理人

知り合いのママさんは、子どもの声が響くから日中窓は開けられないと言っていました

マンションは足音に気を遣いますが、戸建ては声に気を遣うこともあるんですね。


チェックリスト|あなたに向いているのはマンション?戸建て?

マンション向きな人

  • 駅近・通勤重視
  • 管理の手間はできるだけ減らしたい
  • セキュリティを重視
  • 住み替えの予定がある
管理人

このようなあなたはマンションがオススメ!


戸建て向きな人

  • 広さや自由な間取りにこだわりたい
  • 子どもが活発に動き回る年齢
  • 庭やガレージが欲しい
  • 長期的に一拠点に住む可能性が高い
管理人

このようなあなたは戸建てがオススメ!


理想のマイホームのかたちをみつけよう

ここまで読んでくださりありがとうございます。

この記事では、子育て中の転勤族に最適なマイホームの選び方についてお伝えしました。

  • 子どもや家のこだわりを優先
    → 戸建て
  • ラクさと住み替えのしやすさを優先
    → マンション
  • 子育てしやすいのは
    → 戸建てなら新興住宅街
    → マンションなら小規模の低階層

家選びは「何を優先したいか」で選ぶと後悔しにくくなります。

どちらが正解というよりも、家族に合ったかたちを見つけることが一番大切です。

わが家にとって何が大事かを一つずつ明確にしていくことで、理想の住まいに出会えるはずですよ^^

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