転勤で持ち家はどうする?売る・貸す・空き家の選び方と注意点

転勤で持ち家はどうする?売る・貸す・空き家の選び方と注意点
  • 転勤が決まった…持ち家はどうすればいい?
  • 売るのと貸すのはどっちがいい?
  • 数年で戻るなら空き家でも大丈夫?
  • 住宅ローンが残っていても貸せる?
管理人

マイホームを購入したあとに転勤が決まると悩むのが「持ち家をどうするか」ですよね

わが家も全国転勤の可能性があるなかでマイホームを購入しましたが、

購入前から「もし転勤になったらこの家どうする?」と夫婦で考えてきました。

持ち家をどうするかは、転勤期間や元の家へ戻る予定、住宅ローンの状況などによって変わります。

そこでこの記事では、転勤後の持ち家について選択肢ごとのメリット・注意点と判断基準をわかりやすく解説します。

この記事を読んでわかること
  • 転勤になったときの持ち家の選択肢
  • 売る・貸す・空き家のメリットと注意点
  • 自分たちに合う方法を判断するポイント
  • 住宅ローンが残っている場合の注意点
  • 転勤中の住宅ローン控除

実際に転勤が決まった場合は、利用している金融機関や税務署・不動産会社などにも確認してくださいね◎

もくじ(タップできます)

転勤後の持ち家をどうするかは、転勤になったという理由だけでは決められません。

管理人

まず確認したいのは次の4つです

  1. 元の家へ戻る予定はあるか
  2. 転勤期間はどのくらいか
  3. 住宅ローンや維持費を負担できるか
  4. 売った場合・貸した場合にいくらになるか

特に大切なのは「元の家へ戻りたいか」と「いつ頃戻れそうか」です。

そのうえで

  • 住宅ローン残高
  • 売却価格
  • 想定家賃

これらを確認すると、自分たちに合う方法を比較しやすくなります。

「転勤だから貸す」「いつか戻るかもしれないから残す」と決めず、家族の希望とお金の両方から考えましょう◎


転勤が決まったとき、持ち家には大きく4つの選択肢があります。

  1. 家族が持ち家に残り、単身赴任する
  2. 持ち家を売る
  3. 持ち家を貸す
  4. 空き家として残す

家族が持ち家に残る場合は、単身赴任による二重生活の負担を考える必要があります。

▼関連記事
単身赴任の生活費はいくら?二重生活のお金を経験者10人に調査>>


一方、家族全員で転居する場合は主に「売る・貸す・空き家」の3つを比較します。

管理人

それぞれのメリット・注意点を詳しく見ていきましょう◎


売るメリット

持ち家を売却するメリットは、

  • 空き家管理が必要なくなる
  • 固定資産税などの維持負担がなくなる
  • 住宅ローンを完済できる可能性がある
  • 転勤先で新しい住まいを選びやすい

特に「今の地域へ戻る可能性が低い」という家庭は、売却を検討する価値があります。


売るデメリット

一方で、

  • 希望価格で売れるとは限らない
  • 仲介手数料など売却費用がかかる
  • 将来戻りたくなっても同じ家には戻れない
  • 住宅ローン残高によっては売却しにくい

こういった注意点があります。


住宅ローン残高を必ず確認する

住宅ローン返済中なら、

「いくらで売れそうか」だけではなく「住宅ローンがいくら残っているか」も確認しましょう!

たとえば住宅ローンが3,000万円残っているのに、売却代金から諸費用を差し引いた金額では完済できない場合、

差額を自己資金などで用意する必要が生じることがあります。

まずは、

  • 住宅ローン残高
  • 売却査定額
  • 売却に必要な費用

これらを確認することが大切です。

管理人

住宅ローン残高がわかったら、次は「今の家はいくらで売れそうか」を確認しましょう!

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「数年後には戻る予定だから、売りたくない」

管理人

そんな家庭では賃貸に出す方法もあります


貸すメリット

  • 持ち家を手放さなくてよい
  • 家賃収入を得られる可能性がある
  • 将来再び住める可能性を残せる
  • 空き家にせず活用できる

このようなメリットがあります◎


貸すデメリット

一方で、

  • 借り手が見つかるとは限らない
  • 管理会社への費用などがかかる
  • 修繕費が発生する可能性がある
  • 家賃収入について税務上の対応が必要になる場合がある
  • 自分たちが戻りたい時期に退去してもらえるとは限らない

これらも考えておかなければなりません。


戻る予定があるなら契約方法にも注意

転勤期間が決まっていて、

「3年後にはこの家へ戻りたい」という場合は、賃貸借契約の種類も重要になります。

一般的な普通借家契約だけでなく、契約期間の満了により終了する定期借家契約という方法もあります。

ただし、定期借家契約には法律上必要な手続きがあります。

「転勤期間だけ貸したい」と考えている場合は、不動産会社へ相談してくださいね◎

▼参考情報
国土交通省「定期賃貸住宅標準契約書について」


住宅ローン返済中の持ち家を勝手に貸さない

管理人

ここは特に注意したいポイントです!

住宅ローンは、基本的に本人や家族が住む住宅を取得するための商品です。

転勤になったからといって、金融機関へ何も伝えずに賃貸へ出すのは避けましょう。

転勤というやむを得ない事情がある場合の扱いや、必要な手続きは金融機関・住宅ローン商品によって異なります。

転勤が決まったら、

  • 家族が家に残る
  • 家族全員で転居する
  • 空き家にする
  • 賃貸に出す

どの予定なのかを伝え、必要な手続きを確認してくださいね。

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転勤族の住宅ローンはいくらまで?単身赴任も考えた無理のない予算の決め方>>


家賃収入だけで「おトク」と判断しない

持ち家を貸す場合「家賃=そのまま手元に残るお金」ではありません。

  • 管理費や修繕費
  • 固定資産税
  • 空室期間

これらも考慮して、実際にいくら残るのかを確認しましょう。

売るか貸すか迷っている場合は、想定家賃だけでなく売却した場合の価格も確認して比較することが大切です。


「1~2年で戻る予定だから誰にも貸したくない」

管理人

そんな場合は、空き家として残す方法もあります


空き家にするメリット

  • 帰任後すぐ自宅へ戻りやすい
  • 入居者との賃貸契約が必要ない
  • 家具などを一部残せる場合がある
  • 売却せず家を残せる

短期間の転勤では検討しやすい方法です◎


空き家にするデメリット

空き家だからといって、何もしなくてよいわけではありません。

  • 固定資産税などの負担が続く
  • 定期的な換気や通水が必要になる
  • 郵便物の確認が必要
  • 庭や外回りの管理が必要
  • 防犯対策が必要
  • 火災保険などの確認が必要

人が住まなくなった住宅は、日常的な管理が難しくなります。

長期間家を空ける場合は、家族や知人に確認をお願いしたり、空き家管理サービスを利用する方法もあります。


管理人

迷ったら次のように整理してみましょう!

売る貸す空き家
元の家へ戻る予定低いあるある
転勤期間長期また
は未定
ある程度長い比較的
短い
家の管理手放せる必要必要
収入売却代金家賃収入の可能性なし
主な注意点ローン残債・売却費用空室
修繕
契約
維持費
防犯
管理
向いているケース戻る予定が低い将来戻りたい近いうちに戻る

ただし、転勤期間だけで決められるものではありません。

  • 住宅ローン残高
  • 物件の立地
  • 売却価格
  • 想定家賃
管理人

これらも確認して判断しましょう


管理人

住宅ローン控除を利用している家庭は、転勤後の扱いも確認しましょう!


単身赴任で家族が残る場合

転勤などのやむを得ない事情によって本人が住宅を離れても、

生計を一にする家族が住み続ける場合など、一定の要件を満たせば住宅ローン控除の対象になることがあります。


家族全員が転居する場合

本人と家族全員が住宅に住まなくなった場合、その期間は原則として住宅ローン控除を受けられません。

ただし、転勤など一定の事情によって住宅を離れ、その後再び居住した場合は、

要件を満たせば残っている控除期間について再適用を受けられる場合があります。

再居住した年に住宅を賃貸していた場合は、その翌年以後が再適用の対象となる場合があります。

再適用を考えている場合は、転居前に必要な手続きがあるケースもあります。転勤が決まった段階で、国税庁の最新情報や所轄税務署へ確認しましょう!

▼参考情報
国税庁「転勤と住宅借入金等特別控除等」

転勤の辞令が出ると、引越しや学校・仕事の手続きで忙しくなります。

管理人

持ち家についても、早めに次の項目を確認しておきましょう!

□ 家族全員で転居するか、単身赴任するか

□ 転勤期間はどのくらいか

□ 元の家へ戻る予定があるか

□ 住宅ローン残高はいくらか

□ 金融機関への手続きは必要か

□ 売却するといくらになりそうか

□ 貸すといくらになりそうか

特に、売るか貸すか迷っている場合は感覚だけで決めず

「売却価格」と「想定家賃」の両方を確認すると比較しやすくなります◎

▼関連記事
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転勤族のマイホーム購入者・単身赴任(家族帯同)の経験
  • 単身赴任経験者:28人
  • 家族帯同経験者:7人

当サイトがマイホーム購入経験のある転勤族50人へ行った調査では、

50人中35人が購入後の転勤を経験していました。

当サイト独自調査の結果であり、転勤族全体の傾向を示すものではありませんが

これから家を買う転勤族も「購入後に転勤になったらどうするか」を考えておくと安心です◎

▼関連記事
転勤族はマイホームで後悔する?50人に聞いたリアルな体験談>>


不安解消のためのQ&A
転勤になったら持ち家は売った方がいい?

必ず売った方がよいとは限りません。

  • 元の地域へ戻る可能性
  • 転勤期間
  • 住宅ローン残高
  • 売却価格

これらによって変わります。

戻る予定がほとんどない場合は、売却を検討しやすくなります。

一方、数年後に戻る予定なら、賃貸や空き家として残す方法も比較しましょう◎


住宅ローンが残っていても家を貸せる?

自己判断で賃貸に出すのは避けましょう。

住宅ローンは、原則として本人や家族が住む住宅のための商品です。

転勤時の取り扱いは金融機関や商品によって異なるため、必ず借入先へ相談してくださいね。


1~2年の転勤なら空き家の方がいい?

短期間で戻ることが決まっている場合は、空き家として維持する方法も選択肢になります。

ただし、誰も住んでいなくても住宅ローンや固定資産税などの負担は続きます。

管理人

換気・通水・防犯などの管理方法も考えておきましょう


転勤中だけ家を貸して、戻ったらまた住める?

可能な場合があります。

ただし、自分たちが戻りたい時期に確実に退去してもらえるとは限らないため、契約方法が重要です。

転勤期間が決まっている場合は、定期借家契約を含めて不動産会社へ相談しましょう。


家族全員で転勤したら住宅ローン控除はどうなる?

家族全員がその住宅に住まなくなった場合、原則としてその期間は住宅ローン控除を受けられません。

ただ、転勤などのやむを得ない事情で転居し、その後再び居住した場合は、

一定の要件を満たせば残存期間について再適用を受けられる場合があります◎

転勤が決まったとき、持ち家には主に

  1. 家族が残って単身赴任する
  2. 売る
  3. 貸す
  4. 空き家として残す

という選択肢があります。

管理人

どれが正解かは家庭によって異なります

判断するときは、

  • 元の家へ戻る予定
  • 転勤期間
  • 住宅ローン残高
  • 売却価格
  • 想定家賃
  • 維持費
  • 家族の希望

これらを整理しましょう。

特に、

  • 貸せば住宅ローンを払えるから
  • 数年後に戻るかもしれないから

こういった理由だけで決めないことが大切です。

売る・貸す・空き家には、それぞれメリットと注意点があります。

だからこそ、転勤族は「転勤にならないこと」を前提にするのではなく、

転勤になっても選択肢を持てる家計・家選びをしておくことが大切だと感じています。

まずは住宅ローン残高と転勤期間を確認し、売却価格・想定家賃を調べるところから始めてみてくださいね◎

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